評判の悪い旅行代理店
旅行業界内において、あまり評判のよくない旅行会社は、実際にお客様からも低く評価されていることが多い傾向にあります。
旅行業界は横の繋がりが強かったり、業界内で転職する人もいることから、他の会社の評判は、必然的に耳にする機会が多いことも事実です。
例えば「○×会社は深夜まで残業代も支払わずに従業員に残業をさせているらしい・・・」という噂が飛び交う会社は、お客様からもあまり高い評価を受けていないことが多いのです。
直接的な結びつきはなくても、残業代も出ずに深夜まで働いているスタッフにとってみれば、モチベーションが低くなることも事実です。
そんなテンションで接客をすれば、必然的にそれはお客様にも伝わってしまうということが、その背景にあるといえるでしょう。
口コミは鵜呑みにしない!
自分の申し込みをした旅行代理店について、どのような会社なのか調べたくなってしまう人も多いと思いますが、口コミを鵜呑みにする方法はあまり有効的とはいえません。
口コミはある特定の個人のスタッフに対して向けられているものも多く、それがまるでその会社全体のような文面でかかれていることも少なくはありません。
口コミは参考程度に考え、自分の感覚でおかしいなと感じたら、思い切って代理店を変更してしまうこともおすすめです。
特にキャンセル料のかからない時期であれば、有効的といえます。
評判の悪い旅行代理店は自分で見抜く!
旅行の申し込みをする上で、なるべく専属の担当者を付けて欲しいと思っている人も多いことでしょう。
大手であれば担当者制となっていることが多いですが、中小企業はそうではないこともあります。
それは人員の関係上仕方がないともいえますが、その際にどう対応するかが重要です。
つまりどのスタッフに聞いても同じ答えが返ってくるかという点です。
これは顧客情報をしっかり管理できているのか、社員教育がしっかりと行き届いているのかという一つの目安となります。
基本的にこの業界は、顧客とやりとりをした形跡は全て顧客情報に残しておくことが鉄則です。
スタッフによって答えが違うようであれば、考える必要があるかもしれません。
ホームページはその会社の顔
ホームページの更新も小まめにされているのかという点も重要です。
特に今では旅行の商品はインターネットで購入する時代となっています。
商品の入れ替わりにはある程度時期が決まっていますが、それ以外にもスタッフのブログや商品とは関係ない旅行のお得な情報などを、小まめに更新している会社は好感が持てます。
この小さな努力がその会社をアピールする機会となり、予約に結び付くこともあるのです。
更新がほとんどされていない、終了した商品を掲載している、リンク落ちが多いなど、閲覧していてもなんとなく魅力的に感じない場合は、考える必要があるかもしれません。
整理整頓のされている旅行代理店
インターネットで予約するのが主流となりつつありますが、実際にその会社に足を運んでみて、その会社を見てみることもおすすめです。
パンフレットが煩雑に並べられていたり、補充がされていなかったり、きちんと整理整頓が行われていないようであれば考える必要があります。
まとめ
旅行代理店の良し悪しは、実は身近なところにヒントがたくさん隠されています。
それは決して粗を探すということではなく、旅行者自身の感覚としておかしいなと感じたことは何かのサインでもあるのです。
旅行は申し込みをしてから支払い、出発と流れがあります。
旅行の申し込みは、旅行参加申込書の提出と支払をしてしまうと本契約となるので、契約前、キャンセル料がかかる前に、もう一度しっかり考えることこそがより楽しい旅への一歩といえるでしょう。