スカイマークはLCC?
日本の2大航空会社、日本航空と全日空に加えて、近年スカイマークエアラインもよく知られるようになってきています。
2大航空会社と比べると、値段がリーズナブルであり、同じ路線でも、安く利用できることがその特徴です。
しかしスカイマークは、LCCであるという説とそうではないという説があり、その見方には諸説あるようです。
LCCとは「ローコスト・キャリア(LCC)」の略称ですが、徹底したコスト削減を行い、それを航空運賃に還元するというものです。
つまりサービスは別途有料としていることが多いことがその特徴ですが、スカイマークは一定以上のサービスは料金に含まれているため、LCCと考えるのには諸説あるのです。
しかしいずれにせよ、2大航空会社よりはリーズナブルな価格で航空券を手に入れることができるので、重宝している人も多いこともまた事実です。
スカイマークの運賃形態
スカイマークは2016年2月現在、東京−札幌、神戸、福岡、鹿児島、那覇間で運航を行なっており、運行エリアは限られていますがその安い価格が魅力の一つです。
運賃は普通運賃、搭乗1日前までの「前割1」、3日前までの「前割3」、7日前までの「前割7」、3日前までに適応されるもので空席状況に応じて運賃が変動する「いま得」、21日前までの「SKYバーゲン21」、45日前までの「SKYバーゲン45」、満12歳以上22歳未満のお客様が、ご搭乗前日から当日までご予約可能「U21直前割」などがあります。
それぞれ予約変更の有無、座席制限、有効期限などが異なるので注意が必要です。
予約方法
スカイマークの予約方法は、オンライン予約、予約センター、旅行代理店、空港カウンターの主に4つの方法があります。
特にオンライン予約はとてもシンプルな造りとなっており、比較的分かりやすい造りとなっています。
搭乗日と航路を選択するとすぐに割引運賃と残席が一覧で反映されて、予約画面に移ることができ大変便利です。
支払は現金もしくはクレジットカードが利用でき、一部はコンビニエンスストアでの支払いにも対応しています。
ただしそれぞれ航空券の種類によって購入期限が決められているので注意が必要です。
搭乗手続き方法については、全ての自動チェックイン機が利用できますが、予約方法によっては購入に使用したクレジットカードや受領印のあるコンビニエンスストア控えが必要な場合もあります。
機内サービス
無料で利用できるサービスには、毛布の貸し出し、飴、おしぼりなどがあります。
機内サービスのドリンクは有料ですが、リーズナブルな価格で提供しています。
ホットコーヒー、紅茶、お茶、ポカリスエット、ミネラルウォーター、コカ・コーラ、アップルジュースは全て100円で販売されています。
アルコールはおつまみ付きのビールは200円、ワインは300円となっています。
軽食類は、コンソメスープ、ミニカップヌードル、スナック菓子は全て100円で提供しています。
パッケージツアーもあるスカイ―マークの商品
一部の旅行代理店では、スカイ―マークのフライトと宿泊がセットになった、パッケージツアーも販売されています。
日本航空や全日空を利用したパッケージツアーは、一般的には10日前が予約期限となっていますが、スカイマークの場合は、一般的には5日目まで予約ができます。
そのため急な出張や旅行などに便利で、さらに帰りのフライトを延長できるアレンジも可能で、1泊5日のようなプランも立てることができます。
安いものであれば1泊2日で国内の往復フライトとホテルがセットで25,000円前後から利用でき、その安い価格もスカイマークならではの魅力といえるでしょう。