手数料が安いバニラエア

バニラエアは他のLCCの航空会社と比べると、全体的にやや値段が高めに設定されています。

 

しかし他の手数料が全体的に安く設定されているため、トータル的に他のLCC格安航空会社とあまり変わらない設定となっています。

 

今現在運行されている路線は、国内線は東京〜札幌、東京〜那覇、東京〜奄美大島、東京〜台北、東京〜香港、東京〜高雄となっています。

 

予約方法は全部で3つのパターンがあり、これは他のLCCの会社と基本的なルールは同じで、インターネット、電話、空港カウンターとなります。

 

支払はクレジットカードもしくはコンビニ支払いから選択可能で、空港カウンターでは一部を除く現金支払いも可能となっています。

 

新規航空券の支払手数料は一人1区間あたり500円、窓口手数料は予約センターで1,000円、空港カウンター手数料は2,000円となっています。

 

これは運賃タイプにかかわらず必要なものであることから、インターネット予約がお得といえるでしょう。

 

また近年では、ANAセールスやH.I.S、ビックホリデーなどの大手旅行会社のパッケージ商品にも利用されるようになっており、その需要も拡大しつつあります。

機内の持ち込み荷物

機内の持ち込み荷物について、手荷物1個 + 身の回り品(ハンドバック・PCバックなど)などの合計が2個までで10キロ以内なら無料となります。

 

定形外のサイズの手荷物について、ベビーカーや車いすは無料で預けることができますが、スポーツ用品、自転車、楽器などは有料となります。

 

尚、定形外の超過料金について札幌・奄美大島・沖縄は2000円、台北・高雄は3000円、香港が4000円となっています(2015年12月現在)

3つの運賃タイプ

 

運賃タイプは3つに分かれており、「コミコミバニラ」、「シンプルバニラ」、「わくわくバニラ」になります。

 

コミコミバニラは、常時販売されているスタンダードな運賃で他の2つと比べるとやや運賃は高めですが、その分サービス面において充実しています。

 

受託手荷物は20キロまで無料で、座席のスタンダードシートは無料で指定できるため、家族やグループ旅行におすすめの運賃タイプです。

 

さらに便や日付の変更はわずか500円の手数料でできるため、旅程を変更する流動的なスケジュールの場合には重宝できます。

 

また手数料は3000円〜5000円かかりますが、キャンセルはした場合の払い戻しも可能です。

 

「シンプルバニラ」、「わくわくバニラ」は、とにかく安さを重視したい人におすすめの運賃です。

 

シンプルバニラは通年販売されていますが、わくわくバニラは安い分販売されるタームは不定期となっています。

 

また受託手荷物は有料となっており、座席指定はスタンダードシートであっても500〜600円の運賃がかかります。

 

またシンプルバニラは便・日付の変更は手数料が4000円かかりますが、わくわくバニラは変更自体ができません。

 

さらにこの2つの運賃は払い戻しができないため、キャンセルする可能性がないことが前提となります。

機内食も充実

機内食は(FLIGHT KITCHEN)と称して、リゾート気分を盛り上げる機内食が用意されています。

 

定期的に機内メニューが更新され、オムライスやバゲットサンドなどが700円前後で楽しむことができます。

 

またバニラエアの定番スイーツに1個400円のマドレーヌがあるほか、成田ゆめ牧場の牛乳を使ったプリン「ミルク玉」、バニラエア特製「きいろいクリームパン」などの他、スナック菓子などもあります。

 

ドリンク類はアルコール類を除いて200円となっており、リーズナブルな価格も魅力の一つです。