JR東日本主催の商品「温泉がいい値」

温泉旅行に行きたいけれど、費用が高くてなかなか踏み出せない人もいることでしょう。

 

そんな時におすすめの商品にJR東日本主催の商品「温泉がいい値」とよばれる商品があります。

 

その名前の通り温泉に安くお得に行けるプランで、平日限定となりますが、往復列車の料金と1泊2食の宿代金も料金に含まれています。

 

今回は、この「温泉がいい値」についてご紹介していきます。

2つのシリーズがある!

「温泉がいい値」は首都圏から温泉地に安く行ける商品で、行先によって新潟・長野・群馬・栃木・茨城・山梨・千葉の巻と、青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島の巻の2つのシリーズがあります。

 

つまり首都圏から東日本にある主要な温泉地を網羅しており、有名な温泉地からマイナーな温泉地まで幅広い選択肢の中からチョイスすることができます。

 

料金は新潟・長野・群馬・栃木・茨城・山梨・千葉の巻でもっとも安いもので11,200円(2015年4月現在)、青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島の巻でもっとも安いもので17,300円となり、温泉1泊の料金と列車料金が含まれた、かなりお得な内容となっています。

 

予約方法

びゅうプラザ、JR東日本の公式ホームページ、提携のあるその他の旅行代理店で予約ができます。

 

ただしギリギリの予約の場合は、びゅうプラザに来店をした方が予約と同時にチケットを受け取れるメリットがあります。

 

料金はいずれの方法でも同料金となりますが、クレジットカードの利用はその販売店のルールに準じるので、現金のみの取り扱いとなる場合もあるので、よく確認をする必要があります。

限定列車からチョイス!

この商品が安い理由として、平日限定であることに加え、限定列車から希望の列車をチョイスすることが挙げられます。

 

行き先にもよりますが、2本から5本程度の列車の中から希望する時間帯を予約時に選びます。

 

ただし設定されている列車は、一般的には利用人が少ない時間帯となっていることが一般的です。

 

つまり朝8時台など比較的利用者が多い時間帯は設定の除外となっており、朝早い時間帯や午後の時間帯などの時間帯が設定されています。

 

朝一から旅に出発したい人や、宿に宿泊することが目的なのでゆったりと出発したい人に向いているといえるでしょう。

どんな宿に泊まれる?

温泉宿は、料金面から考えるといわゆる高級温泉宿は難しいといえます。

 

ただし一般的な中堅クラスの温泉宿が多く設定されており、有名や人気宿も多いのでとてもお得なプランといえます。

 

1泊2食付で、基本的にはレストランや宴会場などで食事をするようになります。

 

宿によっては禁煙ルームのリクエスト、駅の送迎、アーリーチェックインやレイトチェックアウトなどにも対応しています。

 

デメリットはある?

限定列車利用のため、決められた列車しか利用できず、万が一乗り遅れた場合は、正規のチケットを購入し直す必要があります。

 

また客室に露天風呂付きや部屋食などは、基本的には設定がありません。

 

またツアーのため枠が限られており、一般の客室に空席があってもこのプランは満席なこともあるので、なるべく早めの予約がおすすめです。

 

同様に列車も一般の枠とは空席状況が異なります。

 

混雑している日は、たとえ列車の発売日であっても予約できないこともあるので、注意が必要といえるでしょう。