努力すれば報酬アップも!
添乗員はベテランスタッフによっては「エンターテイナー」と言う人もいます。
つまり、同じ旅行であっても自分次第でお客さんの旅の印象が変わってくることも事実なのです。
そこで今回は、会社には言われていないけれど、自主的に努力していることについてご案内していきます。
お客さんに楽しい時間を過ごしてもらうためであることはもちろん、それは添乗員にとってもメリットがあるのです。
つまりお客さんに楽しんでもらい、高い満足度を得られることによって、添乗後のアンケートで高い評価をしてもらい、結果的に自分の給料などに反映される可能性も高いのです。
またより多くの仕事を貰えるようになるメリットもあります。
観光地では歩き方を教える!
観光地でフリータイムになる前に、オリジナルの地図を用意して、見どころなどを紹介する資料作りをしているスタッフもいます。
つまり限られた時間の中で、最低限でも見ておきたいところを伝えることによって、時間を有効的に使うことができます。
特に地図上に参考モデルとなる歩き方のルートを案内することによって、はじめてその地を歩いても迷うことがないメリットもあります。
これらの資料などは全て会社が用意したものではなく、自分で作っているスタッフもいるのです。
お手洗い休憩
お手洗い休憩やスポットについて、細かく随時案内することはもちろんですが、観光地などなかなか見つけにくい場所を把握しておくと、お客さんにとても喜ばれます。
特に海外の場合はお手洗いが少なかったり、有料であるケースも少なくありません。
海外の観光地ではなかなか見つけにくいこともあるので、添乗員は事前にインターネットで情報を収集したり、時にはブログなどを読んで、場所を把握していることもあります。
フリータイムは研究する時間!
同じツアーを何度も担当している添乗員の中には、フリータイム中にはいつも違うお店に入って、お客さんに紹介できる情報探しをしている人もいます。
特に海外となれば、その地方の特産品を楽しむことも旅の楽しみの一つです。
特にお酒に関する質問なども多いことから、それぞれのお酒の飲みやすさなどをメモして、お客さんに情報として提供できるように努力している人もいるのです。
また新しいお店ができていないか、トレンド、旬なグルメなどにもアンテナを巡らせて、常に最新の情報をキャッチして、それを添乗中のトークの中で紹介すると、とても喜ばれることもあります。
お土産ショップ
お土産ショップでは名物を紹介するだけではなく、チェーン店であってもここでしか買えない限定土産を紹介するととても喜ばれることが多いようです。
また賞味期限やクール宅急便などの郵送サービス、意外なおいしい食べ方などを研究している添乗員もいます。
常に笑顔で!
添乗中は時にはイライラしたり、憤りを感じることもあります。
しかし常に笑顔でいることを心掛けることはとても大切です。
集合時間に遅刻をしてきたお客さんがいて、バスの中がどんよりとした空気が走っても、添乗員が常に笑顔でいることによってその空気感が変わることもあるのです。
空き時間はとにかく有効活用!
お客さんが観光をしているフリータイムは、バスの中でただ待っているのではなく、連日添乗していると事務仕事をする時間がないことから、会社に提出する資料を作成したり、時は次の添乗地のガイドブックなどを読んで勉強をしていることもあります。
そうすることで、少しでも睡眠時間を多く確保でき、身体を休めることもできるのです。
朝早く、夜遅くまで働くことも多い添乗員にとっては、とても貴重な時間となるといえるでしょう。