旅行業務取扱管理者の資格を取得する!
旅行代理店に就職するために学生生活で、どんなことができるのでしょうか?
今回は就職するための勉強や資格だけではなく、旅行代理店ならではのアピールポイントにつながるようなこともご案内していきます。
旅行業界に就職する上で欠かせないのが、資格取得です。
旅行業界の資格といっても、世界遺産検定や地理検定など様々なものがありますが、やはり一番有利に働くものといえば、「旅行業務取扱管理者」の資格です。
これは年に1回、10月に試験が実施されるため、時間に比較的余裕のある学生時代に目指すこともおすすめです。
就職に間に合うように資格取得を目指すためには、大学2年から勉強をスタートし、大学3年で取得できれば、就職活動にも間に合います。
この資格は持っていれば仕事に直結できるものではありませんが、持っていることで「やる気」をアピールできます。
さらに勉強期間は約半年ほど必要であり、それなりの努力が必要な資格でもあることから、この業界に就職する上では、かなり有利に働くといえるでしょう。
旅行好きをアピールすること
旅行業界に就職をする上で、「旅行が好き」ということをアピールすることは、必ずしも働くとは限りません。
旅行を楽しむことと、旅行会社で働くことは全く違うものであるという業界の声も多く聞かれます。
つまり一筋縄ではいかないからこそ、この業界の難しさがあるのであり、そのギャップに失望してこの業界を去っていく人もたくさんいるのです。
つまり面接などで「○○に行ったことがある!」、「毎年海外旅行に行っている!」などといったエピソードばかりでは、かえってマイナスに働くこともあるのです。
旅行エピソードと面接
ではどのような風に旅行好きをアピールすればよいのでしょうか?
例えば毎回旅行に行くたびに撮る写真は1000枚以上、それをブログなどに活用し、行った場所の感想や観光地の詳細を詳しく紹介している人は、面接官に本当に旅が好きなんだなという印象を与えます。
さらにブログを構築することは、小まめにコツコツと更新をする作業でもあり、それが大学時代にずっと続けているということであれば、一つのことをコツコツとできる人物であることをアピールすることにもつながります。
また航空券だけを購入して、あとはなりゆきの放浪旅が趣味であるエピソードは、自分で考えて行動する力をアピールすることにもなります。
温泉が好きで、日本全国の温泉地の泉質は全て語れるというようなエピソードは、数ある就職志願者の中でインパクトを与えることになるでしょう。
体力があること
旅行代理店の仕事は、残業も多くとにかく体力勝負の仕事です。
つまり健康的で体力のある人物であると、面接官から一目置かれることも多いのです。
学生時代にしたスポーツやクラブ活動などについてのエピソードを語ることもおすすめです。
さらにクラブ活動やサークル活動などはコミニュケーション能力のアピールにもなります。
英語ができる!
旅行代理店に就職をする上で、旅行業務取扱管理者の資格に加えて、英語の資格を持っているとより有利に働くことが多いことも事実です。
近年外国人観光客の増加によって、国内旅行を外国人が申し込みをすることも増えてきています。
さらに海外旅行を取り扱う会社であれば、現地のやりとりに英語が必要な場合もあります。
レベルとしては英検2級、もしくはTOEICが600点以上あれば、有利になることでしょう。