旅行好きを仕事に

旅行会社に就職する理由は、やはり旅行が好きなことを活かしたいという人も多いことでしょう。

 

しかし旅行が好きだけでは一筋縄にいかないことも、この業界の特徴の一つであり、そこのギャップを悩まされて、この業界を去っていく人も多いといいます。

 

しかしながら旅行が好きという理由で、この業界に就職をしている人もたくさんいることも事実であり、それを大いに活かしたいと考えている人もたくさんいます。

 

好きなことを仕事に活かせることは、やはり働き手にとってはより一層やりがいを感じる場面も多いことでしょう。

 

自分が今まで培ってきた知識を活かすことはもちろん、そこをベースに更に知識を深めることもできます。

 

そこで今回は旅行好きと仕事内容というテーマでご案内していきます。

お客さんとのトークが弾む!

ノルマはもちろん空席状況によって左右されるものですが、必ずしもそれだけが決定的な要因ではありません。

 

お客さんを惹き付けるような、旅行に行きたいと思わせるような魅力的なトークもとても大切です。

 

やはりそれは普段から自分で勉強しておくことが重要であり、時には予約に直接結びつかないような、現地のホットな情報やグルメなどをトークに交えると、お客さんにとってもとても喜ばれるものです。

 

それは一見すると少し遠回りなような気もしますが、結果的に予約に結び付けばちょっとした回り道も必要といえるでしょう。

 

特に現地に行かなければ分からないような現地の事情、時には旅行者を狙うようなよくある詐欺の手口まで、言いことも悪いことも率直に話す姿勢が意外と喜ばれるものです。

ベースがあれば飲み込みが早い!

旅行が好きで、観光地や地名の知識が豊富な人は、基礎的な知識があるからこそ、一から勉強する必要がなく、仕事上の知識の飲み込みも早くなります。

 

例えば日本から○○までのフライト時間、時差、どのような航空会社があるのかなどは、実際に旅行のプランを選んで予約をし、旅行をしたことによって、必然的に色々なことを学んで身に付けることも多いものです。

 

旅行プランをあれこれ探したり、旅行会社に相談をした経験もまた、大いに役立つことができるでしょう。

聞かれることの多いおすすめのホテル!

はじめてその地を旅行するお客さんにとって、おすすめのホテルはとても重要になります。

 

旅行代理店で働いていると、「おすすめホテルを教えて下さい・・・」と言われることも多いものです。

 

やはり行ったことのない場所だとなんとなく話にも深みが出ず、いわゆるガイドブックなどに載っているような情報で話が終わってしまうことも少なくはありません。

 

時には「ハワイに行きたいのだけど、ハワイに行ったことありますか?」なんて聞かれることもあり、やはりお客さんにとっても行ったことのあるスタッフの方が、嬉しいものでもあるのです。

 

行ったことのある場所ではないと、とっさにおすすめのホテルとその理由を答えることが難しいことも時にはあり、趣味で旅行に行った経験こそが、武器になることも時にはあるものです。

業界用語を必然的に学んでいることも!

旅行の業界用語で空港コードを3レターといい、例えば羽田であれば「HND」、成田であれば「NRT」、ハワイのホノルルであれば「HNL」というように3つの頭文字から構成されています。

 

これは世界中の空港にこの3レターが付けられており、入社してから全て覚えるのはやや大変だったりもします。

 

しかしながら旅行好きな人は、これが航空チケットの券面に記載されていたり、時にはパンフレットなどにも記載されていることから、必然的に知識が身についていることもあり、仕事もスムーズにこなすことができるでしょう。