欠航は比較的よくある!

せっかく旅行を計画していたのに、欠航に遭遇したことのある人も多いことでしょう。

 

テレビなどで放映されている行列に、なんとも大変そうだなという印象を持っている人もいると思います。

 

たとえ欠航になっても落ち着いて対応すれば、きちんと払い戻しもできます。今回は欠航になってしまった場合の対処法についてご案内していきます。

 

欠航はいつ決まる?

欠航は前日もしくは当日に決まることが多く、当日であっても直前ということもあります。

 

欠航の最新情報は、基本的には航空会社のホームページで確認をすることができます。

 

もしくは旅行代理店を通して申し込みをしている場合は、旅行代理店から連絡が来ることもあります。

 

また航空券をウェブ予約していると、メールアドレスが登録されているため、欠航の知らせをメールで受け取るサービスに対応している航空会社もあります。

国内線と国際線では違う?

同じ悪天候で欠航になったとしても、国内線が欠航になっている場合であっても、国際線は欠航にならないケースも比較的多く見受けられます。.

 

ただし欠航にならない場合であっても、遅延をする可能性は高いので、乗り継ぎなどがある場合には注意が必要です。

 

また同じ悪天候であっても航空会社によって、見解が分かれることも稀にあります。

欠航になったときは空港に行く?行かない?

欠航になったことが空港に行く前に分かっているのであれば、必ずしも空港に行く必要はありません。

 

払い戻しに必要な欠航証明書は空港に行かなくても発行してもらえます。

 

しかし欠航によってその旅行自体を中止するのであれば空港に行く必要はありませんが、それによって代替え便や後続の飛行機を利用して、目的地に行きたい場合は、空港に行く必要があります。

 

基本的には振替は航空会社の電話や旅行代理店では、対応してもらうことができません。

 

何千、何万という人が欠航によって足止めをくらうこともあり、それらの全てを電話で対応しきれない現実があるといえます。

欠航になった際の振り替え便

欠航になり後続の飛行機に搭乗したり、翌日の飛行機に振り替える際には、通常変更できないチケットであっても、変更手数料などは取られることはありません。

 

しかし翌日になったことによって、ホテルなどの宿泊が必要となった場合はすべて自己負担となります。

 

また飛行機ではなく、新幹線などを利用するなど別の手段で移動した場合も自己負担となります。

 

欠航した分の払い戻しはできても、新幹線のチケットの出費が高くこともよくあります。

払い戻しはどうなる?

欠航になった場合、基本的には購入した金額を払い戻しできます。

 

マイレージで予約をしていた場合は、マイレージのポイントは全て返還してくれます。

 

また帰りが欠航になってしまった場合は、使わなかった帰りのマイレージ分、基本的には半分のマイレージを返還してくれます。

 

パッケージツアーの場合で、復路便など片道が欠航になってしまった場合には、少々複雑となります。

 

復路便が欠航になって、新幹線などの別の手段で帰ってきた場合、払い戻しの対象となる帰りの航空券の料金の算出にはやや時間がかかります。

 

一般的には航空券だけを購入した料金よりも安い金額となることが多く、国内のパッケージであれば片道数千円〜1万円前後が妥当な金額となるといえます。

 

これはパッケージツアーにはホテル代金なども含まれているためであり、使った部分は差し引いての返金となります。