高くても売れる大手旅行代理店の商品

旅行の商品をあれこれ比較している際に、同じような内容で大手旅行代理店の商品と、中小企業の商品では、どちらを選んだらよいのか迷うこともあることでしょう。

 

確かに大手旅行代店の商品は、一般的にはやや高めの料金設定となっています。

 

しかし高くでも大手を選ぶ人が多いことも事実です。

 

そこで今回は大手旅行代理店で申し込みをするメリットについてご紹介していきます。

一流のサービスを提供

大手旅行代理店に勤務している人は基本的には大卒もしくは短卒で、きちんとした研修制度受けていることが一般的となります。

 

つまりそれに伴いサービスや知識も豊富であり、申し込みをする旅行者にとっても、クオリティの高いサービスを受けることができるのです。

 

中小でもきちんとした研修制度があることもありますが、現場で学べというようにほとんど研修を受けていないスタッフがいることもあります。

 

さらに複雑な知識が求められるウェディングやクルーズなどを取り扱う大手では、専門部署を設けて、スタッフにきちんとした教育をしている会社があることも事実です。

 

やはりそのような地道な努力は、そこで働くスタッフの「質」を上げているといえるでしょう。

大手はクレジットカードを利用できることが多い!

旅行会社の中でも、特に中小企業であると、クレジットカードを利用できないことも少なくありません。

 

もともと利益率が少ない旅行の商品に、さらにクレジットカード会社に手数料を取られてしまえば、さらに利益が減ってしまう背景があるのです。

 

しかし全体の割合としては、大手の方がクレジットカードを取り扱っているところが多く、ポイントなどを貯めている人にとっては、カードが使えるメリットは大きいものです。

 

海外の家族旅行ともなれば、時には100万円以上もの支払があることもあり、まさにカードで支払うことで「お得感」があるともいえます。

充実した最終日程表

最終日程表は大手の場合は、その会社で作っているオリジナルのマップをもらえたり、時にはクーポン、現地に役立つ冊子などを同封してもらえることもあります。

 

ガイドブックを購入しなくても、すべて補うことができるメリットもあります。

 

中小の場合は、旅行商品が安い代わりにコスト削減のため、ウェブから自分でプリントアウトしなければならなかったり、案内事項も非常に簡易的なこともあります。

 

大手は、現地の過ごし方や役立つ情報などが記載された書面などを同封してくれることもあるので、便利に活用できることもあります。

万が一のリスクも安心!?

旅行代理店は非常に外的な要素に影響を受けやすく、景気に左右されやすいため、倒産のリスクが高い業界でもあるのです。

 

これは業界全体に言えることであり、大小関係なくそのリスクにあることは事実です。

 

しかし大手は多方面にわたる旅行商品を取り扱っていたり、中はグループ会社を立ち上げて、旅行業とは全く別に事業に手を出している会社もあります。

 

これは一つのリスクマネジメントでもあり、どこかで転んでしまっても他で補えるようにしていることでもあるのです。

 

そのような観点で考えれば、大手は業界の中では安定感があるといえるでしょう。

割引サービスがある!?

大手旅行会社の商品は、所定のクレジットカードで旅行代金を決済すると、割引になる商品を取り扱っていることがあります。

 

また福利厚生の大手企業「ベネフィット」に加入をしていると、大手代理店の商品が割引となることがあります。

 

割引率は国内で3〜5%、海外で5〜10%程度ですが、それでも少しでも安くなるメリットは大きいといえるでしょう。