幼児料金と子供料金
子連れ旅行で意外と複雑なルールがあるのが幼児料金と子供料金です。
これは旅行代理店によって判断が異なったり、国内と海外でもルールが異なることも多いのです。
そこで今回は、意外と複雑なルールがある幼児料金と子供料金についてご案内していきます。一般的に海外の場合は、0歳以上2歳未満は幼児料金となります。
この場合航空座席、ホテルの食事、ベッドなどは利用できず添い寝が前提となります。
子供料金は、出発日当時に2歳以上12歳未満であり、航空座席、ホテルの食事、ベッドなどを利用になる子供に適応されます。
ただしホテルは添い寝、航空座席を利用した場合は「ノーベッドこども代金」が適用されます。
幼児料金に注目!
幼児料金とは、同じ旅行方面や条件であっても、旅行代理店によって料金が異なります。
例えばハワイ旅行で、同じホテル、同じ航空会社を利用するプランであっても、幼児料金は旅行代理店によって料金に開きがあるのです。
ついつい大人の料金ばかりに目が行きがちですが、旅行の商品を選ぶ際には、大人の旅行代金と幼児代金のトータルで比較をする必要があります。
幼児代金はサイトによっては料金として反映されておらず、別途記載されていることもあります。
同じ条件のハワイ旅行でも、A会社は大人の旅行代金は15万円でも幼児代金は3万円、B会社は大人の旅行代金は14万円で、幼児代金は5万円ということもあり得るわけであり、結果的に一見安く見えるB会社の方がトータルとしては高いということにもなるのです。
子供料金が適応となる条件
子供が同伴しているからといって、子供料金が一律に適応になるものでありません。
子供料金が適応となる条件に、大人利用人数が鍵となります。
一般的に多いのは、大人2名以上で子供1名が子供料金と適応となるものになります。
つまり大人1名で子供が2名の場合、そのうちの1名の子供は、大人料金となってしまうのです。
またもともと大人と子供料金は同額としている商品もあります。
これは一般的に比較的安い国内ビジネスホテルのパックなどにこのような傾向が見られます。
つまり旅行の単価が安い場合は、子供料金は大人と同額、もしくは500円〜1000円くらいしか割引がないこともあります。
幼児料金や子供料金はごまかせるの?
海外旅行の場合は、パスポートがあるため、ごまかすことは絶対に出来ないことになります。
万が一それが空港でばれた場合は、当日のもっとも高い航空券を空港で購入しなければなりません。
また国内旅行であっても空港で、スタッフが子供に直接年齢を聞いたり、ホテルなどでも稀に保険証などで年齢を確認されることがあります。
いずれしてもごまかした代償や出費は非常に大きなものとなるので、注意が必要といえるでしょう。
ホテルの定員
ホテルの客室では、それぞれの国の消防法に基づいた定員が決められています。
これは例え添い寝の子どもであっても、利用人数を含めて何人を決められているので、場合によっては例え家族であっても、2つの部屋が必要な場合もあります。
また海外のホテルでは定員マックスで利用すると、かなり手狭になってしまうこともあります。
海外ではダブルベッドも多く、一つのダブルベッドで大人2名、子供2名なんてこともあり得るのです。
確かに1部屋であればその分旅費も安くなりますが、それで何泊もするとかなり窮屈に感じることもあるので、多少高くても2部屋利用することを検討してみることもおすすめです。
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