実はお得？正規割引航空券（PEX）

航空券の種類には普通運賃、正規割引航空券（PEX）、格安航空券と主に3つのタイプがあります。

少しでも安く旅行に行くのであれば格安航空券がお得と考えている人も多いと思いますが、実は必ずしもそうではありません。

格安航空券は確かに場合によっては2万円でソウルに行けたり、5万円でハワイに行けるなど、まさに破格な料金で旅をすることができます。

しかしこれはある程度日にちが限られていたり、出発日が限定されていることが多く、利用条件に合わなかったなんてことも少なくはありません。

しかし正規割引航空券（PEX）であれば、基本的に通年を通して販売されており、実は意外にも高くないことも多いのです。

また格安航空券と比べると、料金の変動が少ないため、いわゆるピーク期とよばれるゴールデンウィーク、お盆、年末年始などは正規割引航空券（PEX）を利用した方が安くなる場合があります。

つまり時期によって格安航空券と正規割引航空券（PEX）の料金を比べてみると、お得に旅をすることができる可能性も高まります。

そこで今回はこの正規割引航空券（PEX）の詳細についてご案内していきます。

そもそも正規割引航空券（PEX）とは、それぞれの航空会社が独自に運賃を決めているもので、近年この正規割引航空券（PEX）のニーズは高まりつつあります。

一般的には格安航空券は旅行代理店で、正規割引航空券（PEX）は航空会社で購入するというイメージがありますが、正規割引航空券（PEX）は航空会社によっては旅行代理店でも購入できます。

ただし航空券を購入する旅行代理店がクレジットカードを取り扱っていなかったり、営業時間内にしか購入できないことを考えると、結果的に航空会社のホームページ上で24時間オンライン予約ができ、クレジットカード決済ができた方が利便性に優れていることが多いのです。

料金は旅行代理店と航空会社で同じ条件の正規割引航空券（PEX）であっても、航空会社の方が実は安いことも多いことも事実です。

前述にあるように、ピーク期には格安航空券よりも安い料金で購入できる可能性のある正規割引航空券（PEX）ですが、それ以外にもたくさんのメリットがあります。

旅行代理店では航空会社未定というコースも多く、出発日の一週間前くらいに送られてくる最終日程表で、便名を知ることが多くスケジュールが立てにくいデメリットがあります。

しかし正規割引航空券（PEX）であれば、予約と同時に便名が決まる上、路線によっては一日に何本も飛んでいるフライトもあるため、自分のスケジュールにあったフライトをチョイスすることができます。

例えば旅行先として人気の高いハワイは、離島間を結ぶフライトの便数が多いことで知られています。

路線によっては早朝から夜まで1時間おきに飛んでいるものもあります。

つまり早朝なのか、夜なのかによって全くスケジュールが異なってきてしまうものであり、事前にフライトが決まっていれば申し込みをするアクティビティなどもあらかじめ目途を立てることができます。

正規割引航空券（PEX）は子ども料金の設定があることが多いため、子ども料金の設定が少ない格安航空券と比べると、家族旅行はトータルとしてはかなり安くなることがあります。

また座席の指定ができるため、自分好みの場所をチョイスできることはもちろん、同行者がいる場合はまとまった場所を確保できるメリットもあります。

格安航空券では当日の空港で座席が決まることも多いため、正規割引航空券（PEX）は横並びの席を確保したいカップルや家族連れにおすすめといえるでしょう。

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