燃油サーチャージと賢く付き合ってお得に!

燃油サーチャージとは、航空運賃とは別に徴収される燃料代金のことで、これが意外と高いと驚かされた人も多いはずです。

 

路線によっては5万円以上なんてこともあり、旅行代金以外にかかる大きな負担に戸惑いを感じる人もいるはずです。

 

そこで今回は、そんな燃油サーチャージと賢く付き合う方法についてご紹介していきます。

燃油サーチャージの料金

燃油サーチャージとは、航空会社が2ヶ月ごとにその料金の見直しをしていることが一般的です。

 

そのため燃油サーチャージはタイミングによっては倍以上料金が異なることもザラにあり得るのです。

 

燃油サーチャージは発券日に基づいて計算されるものになり、旅行代理店に予約をした日ではないため、注意が必要です。

旅行代理店によって燃油サーチャージが違う!?

燃油サーチャージは、前述にあるように航空会社が決めるものであり、旅行代理店が決めるものではありません。

 

これは実際に私が勤務していたときの話ですが、燃油サーチャージをやや高めに設定していることもあります。

 

例えば航空会社が燃油サーチャージを片道4800円と提示しているところを、旅行代理店が5000円としている場合もあるのです。

 

これにはあるからくりがあり、旅行の代金は安く見せかけて、旅行者の盲点となりやすい燃油サーチャージをやや高めにしているのです。

 

つまり旅行会社の商品をあれこれと比較する場合は、燃油サーチャージについても、きちんと確認をしておくことをおすすめします。

旅行契約後でも旅行代理店は徴収できる!

燃油サーチャージは、旅行を申し込みした後であっても、燃油サーチャージが上がれば、旅行代理店は旅行者からその差額を徴収することができます。

 

また一方で下がればその差額を返金してくれる場合もあります。

 

しかし旅行者にとって、契約をした後に後から徴収されることにあまりよい心地がしない人も多いはずです。

 

事実これを巡って、旅行代理店と旅行者や揉めたことがあります。

 

その打開策として、早い段階で全額入金をしてもらうという方法があります。

 

旅行代理店は、基本的に全額入金確認が取れない限り発券をすることはありません。

 

つまり出発日が例え3ヶ月先であっても、残金を早めに入金してもらい、早めに発券をするという方法です。

 

例えば6月1日から燃油サーチャージが上がる場合、5月31日までに入金をしてもらい、旅行代理店に5月中に発券をしてもらえば、5月までの燃油サーチャージの料金が適応になるというわけです。

早めに発券をしてもらう際の注意点

早めに発券をしてもらい、燃油サーチャージが上がらずに済んだ場合であっても、キャンセル料金はその分早めにかかる場合もあります。

 

海外旅行の場合、通常30日前からキャンセル料金がかかることが一般的ですが、キャンセル料は発券と同時にかかるのでそれより前からかかることがあります。

 

また早めに発券してもらう方法は、旅行代理店の方針に準ずるところが多いため、例えこれが可能であっても不可としていることもあります。

 

大手代理店は、旅行者の数も多く、逐一これを把握できる手間も時間もないことから、難しい場合の方が多いようです。

 

むしろ中小企業の旅行代理店の方が、予約件数が少ない分対応してくれる可能性もあります。

 

また航空会社によっては、あまりにも時期が早いと発券ができないこともあるので、旅行代理店とよく確認をしてみる必要があるといえるでしょう。

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