情報量満載の海外のパンフレット

海外旅行は一つのエリアでもたくさんのパンフレットがあり、どの商品がもっとも自分のニーズに合っているものなのか、なかなか判断が付かないことがあることも多いことでしょう。

 

あまりにも情報量が多すぎて、全てを見きれないことも多いようです。

 

今回はそんな海外旅行のパンフレットの見方についてご紹介していきます。

安いパンフレットと高いパンフレット

安いパンフレットと高いパンフレットは、一般的には一枚刷りの白黒印刷の商品の方が料金が安く、分厚いものの方が高くなる傾向にあります。

 

分厚いパンフレットはそこに掲載している写真の数も膨大な量になり、パンフレット作成するのにかかる経費も異なることがその理由に挙げられます。

 

特に出発日が限られている商品や、一か月限定商品など、掲載されている期間が短いほど、料金が安いことが多いのも事実です。

 

これらの商品は、本来発売する予定がなかったものが、集客人数が予想の数字に到達できていないことを理由に発売するケースが多いのです。

 

つまりフライトとホテルも空席があるくらいなら、例え利益が少なくても少しでも稼働率を上げたいという思惑がその背景にあり、緊急発売のようなかたちで、比較的直前に発売になることが多いのです。

 

一方で分厚いパンフレットは、中には半年先まで料金が決まっているものもあり、ある程度仕入れなどを見越して料金を決めているため、やや高い傾向にあるのです。

 

ただ半年先の商品は全体の数からいえば少ないこともあり、高くても確実に旅行に行きたい人や結婚式などで利用する人にとっては、スケジュールを確定できるメリットがあるのです。

料金はトータルでいくらなのかを明確に!

同じ条件であれば少しでも安く行きたいと考えている人も多いことでしょう。

 

しかし、料金カレンダーに記載されているものだけを見比べることはあまりおすすめできません。

 

追加代金の有無、空港税、燃油サーチャージ、特定の帰着日による追加代金などをトータルで見極める必要があります。

 

これは例え同じホテル、同じフライトであって、旅行会社によって追加代金、燃油サーチャージなどが異なります。

 

実はこれにはある「傾向」があり、旅行の単価の料金が安いほど追加代金などは「高い傾向」にあり、単価が高いほど追加代金などは「安い傾向」にあります。

 

つまり単価が安いからといってその商品を選んでも、実は他の商品の方が結果的に安かったということもあり得るので、トータルの料金で比較することが大切といえるでしょう。

安いツアーの盲点

また安いツアーには利用するホテルや航空会社のランクが下げるだけではなく、それなりの理由があります。

 

よくあるパターンとして、空港からホテルまでの送迎が付いてくる代わりに、「現地説明会」の時間が設けられているものです。

 

つまりこれに参加してもらい、現地のオプショナルツアーなどに申し込みをしてもらおうというものです。

 

これは参加が義務付けられていることも多く、現地説明会をキャンセルするとキャンセル代金として5000円前後かかるケースもあります。

 

またこの説明会に参加をすると1時間前後の時間をロスすることでもあり、現地でせっかくの貴重な時間がなくなってしまうという声も聞かれます。

 

特にリピーターであれば、現地の分かりきっている情報を聞かなければならないという不満もあるようです。

 

このような観点からも、特に安いツアーを申し込みする際には、きちんと調べておく必要があるといえるでしょう。

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