2010年に誕生した羽田空港の国際線ターミナル
2010年に羽田空港に待望の国際線ターミナルができ、都市からより近い空の玄関口が誕生しました。
それまでは千葉県の成田空港まで足を運ばなければならず、都心からやや距離があるため、その不便さを感じていた人も多いことでしょう。
しかしながら羽田空港の国際線ターミナルができたことによって、より身近に海外を感じることができるようになりました。
今回は羽田空港と成田空港についてご案内していきます。
都心に近い羽田空港
都心からの利便性を考えればやはり羽田空港をチョイスする人も多いことでしょう。
例えば東京駅や新宿駅から羽田空港へは、道路の混雑具合にもよりますが、早ければ30分前後でアクセスすることができます。
成田空港へは都心から1時間以上かかるので、空港へ短時間でアクセスできるメリットはもちろん、その交通費もおさえることができます。
深夜便の利便性
羽田空港の国際線は、深夜便が運航しており、仕事終わりでも飛行機に乗って海外に行くことができるので、週末を利用して海外に行くこともできるようになりました。
また帰りも早朝につく便もあるので、金曜日の深夜に出発して、月曜日の早朝に帰国すれば、休みを取らずに海外に行くことも可能であり、なかなか休みの取れない人にとっては大きなメリットがあるといえます。
同じ行き先の場合はどちらを選ぶ?
羽田空港と成田空港ではバンコクやハワイのホノルルのように、どちらの空港からも飛行機が就航していることがあります。
時間帯が異なることはもちろんですが、それ以外にも同じ路線でも航空運賃が異なります。
例えば羽田→ホノルルと成田→ホノルルでは、前者の方が料金としては高くなります。
これは時期や航空会社によっても異なりますが、一般的には片道あたり1万円前後が相場となっています。
しかし都心から成田までアクセスする交通費を考えると、意外にもその差額は少ないともいえるでしょう。
行きと帰りで空港を変えることも!
パッケージツアーではなく、航空券のみを予約した場合は、羽田と成田どちらも運航している路線であれば、行きと帰りの空港を変えることもできる場合があります。
前述にもあるように往復羽田を利用すれば、往復成田を利用するよりも2万円ほど高くなる可能性があります。
時間も優先したいし、費用も抑えたいと考えているのであれば、行きは高くても仕事帰りに利用できる羽田空港を利用して、帰りは費用をおさえられる成田を利用するという方法もあるのです。
羽田空港利用のパッケージツアー
一般的にパッケージツアーを利用する場合は、行きと帰りの空港を変えることはできません。
またパッケージツアーで利用する空港は、圧倒的に成田空港が多いことも事実です。
羽田空港の方が、同じ路線でも利用する飛行機の機材が小さかったり、パッケージツアーとしての座席を販売しなくても、航空券のみでも売れ行きが良いこともその背景にあります。
また成田と比べると同じ路線でも本数が少なく、多少高くなっても羽田から利用したいと考えている人も多いので、パッケージツアーでも航空券のみであっても予約は早めがおすすめといえます。
ただし羽田発の路線は、パッケージツアーを利用してもあまり料金が安くならないことも多いので、航空券とホテルを別々に手配するのとどちらが安いのか、比較してみることもコツの一つといえるでしょう。
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