全日空の「ANAのプレミアムクラス」

ワンランク上の空の旅を楽しみたい人におすすめなのが、全日空の「ANAのプレミアムクラス」とよばれるシートです。

 

このシートの値段はやや高いものの、その分「プレミア」なサービスを受けることができます。

 

今回はこのANAのプレミアムクラスについて、ご紹介していきます。

 

ただし今回ご紹介するのは路線や空港、利用する飛行機の機材によってサービスがない場合もあるので、最新の情報は航空会社の方でご確認下さい。

優先搭乗ができる!

ANAのプレミアムクラスは、手荷物の預かりを専用カウンターで承ってもらえ、専用の検査場を通ることができます。

 

つまり混雑時でも並ぶ必要がなくスムーズに搭乗できるメリットがあります。

 

また国内線の専用ラウンジを利用することができ、同伴者1名に限り一緒に利用することも可能です。

 

ラウンジは、やや照明が落とされた落ち着いた雰囲気のある空間が広がり、お洒落な椅子とテーブルが並んでいます。

 

ラウンジによってはビジネスエリアがあり、パソコンが完備されているので仕事なども捗ります。

 

またドリンクサービスにも対応しており、無料で利用することができます。

無料で預けられる荷物の重量

普通席は無料で預けられる荷物の重量は、20キロまでとされています。

 

しかしプレミアムクラスは40キロまで可能となっており、重量制限が緩いことも魅力の一つです。

 

機内サービスの詳細

プレミアムクラスの最大の魅力といえば、やはりゆったりとしたシートにあります。

 

利用する機材によって5種類の座席を設定されており、一部の機材に電源やパーソナルライトも完備されているので、パソコン作業も可能です。

 

座席間隔は約127〜144センチとなっており、ゆったりと寛ぐことができます。

 

またアメニティにおいては、高性能ヘッドフォン、ウール100%の毛布、ビジネス専用の履き心地のよいスリッパが用意されており、枕、アイマスク、耳栓、マウスウォッシュなどもリクエストによって対応してくれます。

 

また食事サービスがあり、朝食(始発〜10:59)、昼食(11:00〜13:00)、軽食(13:01〜16:59)、夕食(17:00〜)と時間帯によってわかれています。

 

お弁当は黒を基調としたお重で、とても豪華な料理です。

 

機内サービスとは思えないほどのおいしいグルメを満喫できることも、プレミアムシートならではの醍醐味といえます。

 

13時01分〜16時59分に出発する便は、有名なキハチによるスイーツメニューを提供してくれ、お土産としても持ち帰ることできます。

 

またドリンクメニューは、温かい紅茶、スターバックスコーヒー、コーラ、アップルジュースなどのオーダーが可能です。

 

さらにワイン、日本酒、焼酎、ビールなども無料で味わうことができます。

 

ただし一部の短い路線では食事ではなく軽食しか出ないので、注意が必要です。

プレミアムクラスの運賃

プレミアムクラスの運賃は、普通席の料金に9,000円の差額で利用することができます。

 

路線などにもよりますが、片道およそ約4万円前後が相場となり、やはりかなり高額な料金設定となっています。

 

予約時に満席であっても当日の空席があれば、利用することができます。

 

またパッケージツアーの場合は、プランによってはプレミアムクラスを利用できる場合もありますが、差額は普通運賃とは異なります。

 

総じていえば、日本航空のクラスJと比べると、全日空のプレミアムクラスはかなり割高なことが分かります。

 

しかしながらその分ラウンジが利用できたり、機内食があったり、ワンランク上のサービスを提供しているといえるでしょう。