どこの旅行会社に問い合わせをしても予約ができない理由

どの旅行会社に問い合わせをしても、飛行機もホテルも全く取れないという経験をしたことのある人も多いことでしょう。

 

どの旅行会社に問い合わせをしても全く空席がないことには、ある程度理由があるのです。

 

例えば大きいコンサートや花火大会がある、学会が開催される、近くに大学などの受験会場があるなど理由は様々ですが、このようなイベントや行事がある場合は、どこの旅行会社に問い合わせをしてもとれないことが多いのです。

 

このようなイベントや行事などは、一年以上前からスケジュールが決まっているため、当然のことながら数か月前に予約をしようとしてもすでに満席や満室となっていることがあるのです。

 

さらに学会は事務局などが学会会場となるホテルの客室を全て抑えてしまっていることも多く、一般の人に開放していないこともあります。

 

また花火大会やコンサートなどは、例え正式なスケジュールが発表されていなくても、毎年何月の第○曜日や、毎年この日と決められているなどある程度予測がつくことから、前年度に予約をしてしまう人もいます。

 

このような背景があるからこそ、どこの旅行会社でも全く取れないということがあるのです。

パッケージ商品も対象外なことも!

このような大きなイベントや行事がある場合、いわゆるパッケージ商品では、設定の除外としていることもあります。

 

つまり航空会社やホテル側は、その日はたとえ正規料金で販売をしても確実に予約が入ってくることから、利益が低いパッケージ商品よりも正規料金で販売したいという思惑があることもその背景に挙げられます。

 

しかし一方で花火大会を見に行くパッケージ商品など、そのイベントに行くことを目的としたツアーを別商品として販売することもあり、別に枠が設けられているので、時にはそのようなツアー商品を利用してみることもおすすめです。

キャンセル待ちはできる?

また飛行機とホテルはこのような日は、キャンセル待ちはまず期待できません。

 

そもそもキャンセル待ち自体を受け付けていないことも多いので、他のホテルや移動手段を検討する方が賢明といえます。

打開策とは

しかしながらどうしてもその日にその場所に行かなければならない場合、新幹線であれば指定席を諦めて、自由席に乗る手段もありますが、そうもならないのが飛行機です。

 

しかし実は飛行機は、あまりにも混雑している日には臨時便を運航することがあり、実際に臨時便を発売するのかを決定するのは出発日の一か月ほど前となります。

 

しかし臨時便が運行することについて、どのように知ることができるのかといえば、これは航空会社のホームページを小まめに見るしかないのです。

 

どのように臨時便と判断するのかについて、明らかの他の便名よりも桁数が多かったりと、全て1000番台の路線なのに一つだけ4000番台の便名があるなど、イレギュラーな番号がそれになります。

 

ただし必ずしも混雑をしているからといって、臨時便が発売になるとも限らないので、小まめに航空会社のホームページを見るしかないといえます。

 

また宿泊先について、大阪が全て満室の場合は京都エリアを検討するなど、近隣の場所を検討することもおすすめです。

 

最悪の場合は近隣エリアも満室となってしまうこともあるので、とにかく早めの行動が鍵となります。

 

また高くても売れる日であることから、宿泊予約サイト自体に枠を設定しない可能性もあるので、直接宿に問い合わせをした方が確実といえるでしょう。