一番安いのはバス移動
日本の二大都市である東京と大阪の移動には、いろいろな手段があります。
もっともリーズナブルな方法は長距離バスがあり、片道5000円前後から利用できます。
これは新幹線や飛行機と比べると、半額以下となっており、時間をかけても安く移動したい人にはおすすめです。
しかしその大半となるのが、飛行機と新幹線でしょう。
今回は東京から大阪旅行に行ったことを想定して、それぞれのメリットデメリットについて考えてみたいと思います。
飛行機と新幹線の料金
大阪旅行には飛行機、新幹線、ホテルを別々に手配する方法と、パッケージツアーを使う方法があります。
割引のある航空券を利用した場合、日本航空もしくは全日空でもっとも安いもので片道10,000円前後が相場となります。
新幹線は片道13,000円〜15,000円前後となり、料金として安いのは飛行機になります。
またホテル付のパッケージツアーを利用した場合、飛行機の場合は22,000円前後、新幹線の場合は25,000円前後となり、こちらも飛行機の方が安いことが分かります。
飛行機を利用するメリットとデメリット
東京と大阪の飛行機の移動時間は1時間程度となっており、新幹線よりも移動時間が短いことも大きなメリットです。
さらに日本航空のワンランク上のシート「クラスJ」は、航空券のみを購入した場合は、差額1,000円でゆったりとした座席を利用でき、新幹線のグリーン車と比べると差額が少ないことも魅力的です。
ただし移動時間は短いものの、チェックインの手続きや保安検査などのために、空港には20分前に行かなければなりません。
また羽田空港と伊丹空港、関西空港ともに、中心部からはやや離れた場所にあります。
そのため移動時間や料金がかかるデメリットもあります。
新幹線を利用するメリットとデメリット
東京と大阪の移動時間は、利用する新幹線にもよりますが、およそ2時間半程度となっています。
移動時間としては、新幹線よりは長いものの、飛行機のように保安検査などがないため、出発時間ギリギリでも乗れれば問題はありません。
また車内販売では、お弁当や飲み物、お菓子、お土産なども購入できるメリットもあり(こだまを除く)、飛行機と比べると品数が多く充実しています。
さらに飛行機では離発着の間はパソコン作業など電子機器の操作ができませんが、新幹線の場合は制限がないため、仕事などにも有効活用できます。
さらに東京、品川、新横浜と停車駅も多いので、羽田空港に行くよりも近いと感じている人も多いことでしょう。
また飛行機よりも断然本数が多いことから、スケジュールなどが立てやすいメリットもあります。
まとめ
飛行機と新幹線にはそれぞれの良し悪しがあります。
料金的なことを言えば、飛行機の方が安い傾向にありますが、ただし羽田空港や伊丹空港から目的地までの時間と料金についても着眼しておくことのポイントの一つです。
東京と大阪間の新幹線のチケットは、大都市近郊区間内の乗車券がついてくるので、近郊の移動の交通費をおさえることができるメリットもあります。
また悪天候などで欠航や運休になってしまった場合、新幹線は自由席があるので、振替がしやすいことも事実です。
また子連れは子どもや赤ちゃんがぐずってしまっても、新幹線であれば乗降口付近に避難できるメリットもあり、何かと安心できます。
つまり飛行機と新幹線は大差こそはないものの、料金で選ぶならば飛行機、快適性で選ぶならば新幹線と言えるかもしれません。
利用目的や年齢層などに応じて、よりベターな方をチョイスしてみるとよいでしょう。
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