予約時に申し出る!

車いすを飛行機で利用する際には、基本的に事前に申し出る必要があります。

 

旅行代理店経由で申し込みをした場合は旅行代理店に、直接航空会社に申し込みをした場合は航空会社に伝える必要があります。

 

その際に歩行状況について聞かれます。

 

一人で歩行可能か、長距離の方向が可能かなどを聞かれます。

 

また特に重要なことに、車いすの仕様があります。

 

車いすのサイズ、バッテリーの種類、重量などを伝えます。

 

折りたたみ式ではない車いすは、一部の機材では搭載できないこともあります。

 

またお手洗いや食事などのサポートが必要な場合は、必ず同伴者が必要となります。

 

キャビンアテンダントはこれらのサービスに対応することはできないため、介助が必要な場合には同伴者の搭乗が必要です。

空港での対応

日本国内の空港には、基本的に車いすが用意されています。

 

一部の空港では大型車いすや、リクライニング式の車いすが用意されている場合もあります。

 

優先的に搭乗することができるほか、歩行に時間が要する場合にも優先搭乗が認められています。

 

なお電動車いすの場合、預ける手続きに時間を要する場合があるので、早めに空港に足を運ぶことが大切です。

 

また飛行機の乗り降りにおいて、一部の空港では車いす用タラップ車、アシストストレッチャーなどが用意されている場合もあります。

エースJTBの身体にやさしい宿

また宿選びもバリアフリー化されているところをチョイスしたいものですが、そんな時におすすめなのが、エースJTBの身体にやさしい宿プランです。

 

これは厳選されたバリアフリーの専用の宿がラインナップされています。

 

三世代で旅行を計画している人や、年配の方と旅行に行く場合におすすめといえるでしょう。

身体にやさしい宿プランのお部屋と食事

このプランは、到着してから部屋までは段差がないため、スムーズに移動をすることができます。

 

客室は、部屋の入り口からトイレ、トイレから浴室までは段差のない客室を厳選しています。

 

また部屋、浴室、トイレは車いすでも出入りできるように配慮されており、室には手すりが付いているので車いすで利用することができるか、もしくは大浴場まで段差がなくアクセスできるメリットもあります。

 

また食事内容は、部屋でのテーブル席や掘りごたつ、もしくはレストランのテーブル席など、車いすでそのまま利用できる食事処を用意してもらうことができます。

 

料理は減塩、量少なめ、きざみ食やアレルギーに配慮した食事へのリクエストにも対応してもらうことができます。

その他のサービス

また宿によっては入浴介助スタッフを有料で手配できたり、車いすの貸し出しにも対応してくれることもあります。

 

また夕食はお粥、一口大などの細かいリクエストにも対応してくれることも、魅力の一つです。

 

さらに車いすのまま入浴ができる源泉掛け流しの貸切風呂に対応している宿もあり、すべりにくいバスマット、バスタブチェアー、シャワーチェアや、リクライニング機能付きのベッドを用意している宿もあります。

 

このように思っている以上のサービスが旅先で受けられることはとても魅力的です。

 

またバリアフリーは高齢者だけではなく、小さな子どもがいる家庭にとっても過ごしやすいメリットがあり、まさに三世代で旅をするのにもおすすめといえるでしょう。