復路便延長プランとは

国内旅行のプランに「復路便延長プラン」とよばれるものがあります。

 

これはどのようなプランかといえば、例えば1泊だけホテルや旅館に宿泊をして、2泊目、3泊目は友人宅など自由にアレンジできるプランのことで、1泊3日や1泊4日のようなスケジュールを組むことができます。

 

往復の交通手段は飛行機でも新幹線でもそのようにアレンジできる商品が販売されています。

 

一般的には初日に指定のホテルや旅館を利用することが一般的ですが、商品によっては好きな日に宿泊をすることができたり、2泊目と3泊目というように飛び泊にアレンジできるものもあります。

復路便延長プランの料金

復路便延長のプランの最大のメリットといえば、飛行機もしくは新幹線とホテルを別に予約をするよりも、ツアー商品を利用した方が料金面でも安くなることが多いです。

 

このプランは実は帰省をする人たちに人気で、1泊目はホテルや旅館に宿泊をして、その他は実家に滞在をするというようなスケジュールになります。

 

特にファミリーで帰省をする場合は、初日に旅館を選べば旅行気分も兼ねて帰省することができます。

 

安い時期であれば、飛行機や新幹線とホテルを別々に手配するよりも、ツア―商品を利用した方が料金が半分ほどになることも少なくはありません。

 

安い時期であれば、例えば1泊3日の札幌、大阪、福岡などであれば飛行機で25,000円前後から予約することができます。

 

特に幹線とよばれるこのラインは他の方面と比べると料金も全体的に安くなります。

 

自由自在のプランが可能

復路便延長のプランでは自由自在に旅行プランを立てられることも、その魅力の一つです。

 

どうしても泊まりたい宿がツアー商品に取り扱いがない場合は、1泊目はツアー指定の宿に泊まり、2日目は直接泊まりたい宿を予約して、1泊3日分はツアー商品、2日目の宿は自分自身で手配するというような組み立て方もできます。

 

自分の好きなスケジュールにアレンジできることは何よりの醍醐味といえます。

延長できる期間

復路便延長プランが延長できる期間は、一般的には7日〜21日前後が主となります。

 

そのため旅行のアレンジだけではなく、長い間帰省や旅行をした人でも活用することができます。

 

ただし商品の傾向として飛行機を使っているプランの方が、新幹線を使うプランよりも延長できる期間が長い傾向にあります。

 

そのため大阪のように飛行機でも新幹線でもアクセスできる場合は、その両方を見比べてみるとよいでしょう。

復路便延長プランの注意点

便利な復路便延長プランですが、いくつか注意をしなければならない点もあります。

 

ピーク期や帰着日が休日や祝日になる場合は、延長不可日に設定されている傾向が強くなります。

 

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、連休などは不可日となっていることが多いか、追加代金を設定していることもあります。

 

特に追加代金は2〜3万円ほどすることもあり、それであれば別々に手配をした方が安くなることもあります。

 

ただし帰着日を1日ずらすだけでぐんと料金が安くなることもあるので、帰省などで利用したい場合はうまく調整してみるとよいでしょう。

 

またツアー商品には申し込みの締め切りが設けられています。

 

一般的に飛行機のプランは出発日の10日前、新幹線のプランは3日前が締切りとなります。

 

そのため当日や前日などの間際の予約はこのプランは利用できないので注意が必要です。