意外に多い!?不倫旅行

旅行会社に勤務していると、よい意味でも悪い意味でも様々な人間ドラマを見ます。

 

そこで今回は、そんな実話に基づいた人間ドラマについてご案内していきます。

 

訳あり旅行でよくあるのは、いわゆる不倫旅行です。

 

旅行代理店であれば特別にそれを断る理由もなければ、それに関する確かな情報がある訳ではありません。

 

しかしながら、長年の感が働くこともあれば、自らそのような旅行であることを申し出てくる人もいます。

 

申し出てきた人に関していえば、必ず顧客情報にそのようなメッセージを残します。

 

そして連絡先はどこなのかを必ず記載するようにし、連絡先をくれぐれも間違えないように注意をします。

 

尚、場所として多いのが海外は近場のグアムやサイパンなど短時間で時差が少ないところ、箱根などの東京から近い温泉地が多い傾向にあります。

 

実際に申し出がなく、郵送物によって奥さんにばれてしまいトラブルになったケースもあり、旅行代理店に訴えるといって、乗り込んできたお客さんもいたこともあります。

 

旅行代理店の立ち位置としては、あくまでも旅行を手配することに徹するといえるでしょう。

旅行者同士のトラブルのケース

旅行は出発までに時間があることもあり、その間に旅行者同士がもめてトラブルになることもあります。

 

夫婦喧嘩、カップル同士、時には友人同士など、様々な喧嘩をみてきました。

 

そしてその板挟みとなるのが、旅行代理店でもあるのです。

 

よくあるのが、行くか行かないかを揉めるケースです。

 

特にキャンセル料がかかる期間に入っていると、キャンセル料が発生する上、キャンセルをしたことによって旅行に行く人の旅行単価がルームタイプの変更などによって高くなってしまい、その負担を誰がするのかということをさらに揉めることもあります。

 

このようなことが発生した場合は、旅行代理店では誰の意向に従ってよいのか分からないため、基本的に代表者の意向に従うことにしています。

 

一度記録をキャンセルしてしまうと、二度と予約ができなくなってしまうこともあるので、注意が必要といえるでしょう。

新幹線の座席

新幹線の座席は旅行代理店を通して予約をした場合であっても、事前に座席の指定をすることができます。

 

予約の際に旅行者に聞いて希望を聞くようにしていますが、敢えてバラバラを希望する人もいるのです。

 

特に多いのが出張で、嫌いな上司と隣同士になりたくないなんていう意見もよくあります。

 

基本的に旅行代理店に予約をしてくる人は、部下が多いので、敢えてバラバラの席で手配をしている様子に、なんだかなと思うものです。

 

また東海道新幹線では喫煙車もあり、行きは禁煙、帰りは喫煙というなんだか少し不思議な手配の依頼が入ってくることもあります。

 

出張で行く予定だが、きっと仕事がうまく行かず、帰りはなんだかイライラしそうという理由だそうで、その気持ちも理解できるなと思ってしまうものです。

敢えてシングルルームで予約

中高年の夫婦に多いのが、敢えてシングルルームで予約をしてくる夫婦がわりと多いのです。

 

理由はいびきがうるさいとか、もともと家でも部屋はバラバラなどで、旅行でもいつもそれが当たり前という夫婦もいるものです。

 

旅行代理店としてはシングルの意味が分かっていないのかなと不安になってしまいますが、意外にもその意味を理解した上できちんと予約をしてくる人も多いものです。