好感の持てない自分勝手な人

あまり好感が持てないお客さんといえば、やや自分勝手なお客さんです。

 

例えば問い合わせの際に、「ネットでみた5万円の商品って空いていますか?」と聞いてくるお客さんもいます。

 

それを言われると正直びっくりします。

 

「コースコード、出発日、利用人数」という条件によって料金が異なるのにも関わらず、あまりにも自分本位な聞き方であるからです。

 

そういう人にとって、最低限の挨拶もなく感じが悪いなという印象を受けます。

 

どんな商品であっても基本的に5万円という料金からでは、該当する商品を探せないことが多いのです。

 

そういう人に限って、利用する航空会社やホテルなども覚えていないことも多く、どのコースか特定できないことが多いことも事実です。

 

結局お客さんがみた「5万円の商品」を探すことに時間がかかり、それはお客さんにとっても待ち時間を強いられることにもなるのです。

折り返しをやたらと要求してくるお客さん

旅行代理店によっては折り返しの電話を基本的にはしないと決めている会社もあります。

 

その理由としては、もともと利益の少ない旅行の商品に対して、折り返しをするその通信費によって赤字となってしまうこともあるからです。

 

もちろんクレームやイレギュラーなことであれば、折り返しをすることはありますが、単なる空席確認などすぐに調べられるものであれば、折り返しをしないことが一般的です。

 

しかしお客さんによっては折り返しをしてもらうことが前提で問い合わせをしてくる人がいます。

 

「こっちは電話代を負担してかけているんだから早く調べてくれ」「県をまたいでいるんだから電話代が高い!」「調べて折り返ししてくれるんでしょ?今忙しいから」などなど、どれもあまり好感が持てるものではありません。

 

100万円もするような高額な商品であれば、折り返しをする価値もありますが、そうではない場合は単なるわがままなお客さんとしか見えないこともあるのです。

 

折り返しをする時間を細かく指定されたり、いかにも折り返しが当然というような態度であると正直好感が持てず、最低限のサービスのみしか提供したくないと思ってしまうことも事実です。

 

そういうお客さんは結果的に損をしていることがあることも事実です。

メールでも分かる「人と成り」

またメールなどでもある程度その人と成りが伝わってきます。

 

あいさつ文もない人、丁寧に調べてあげたのにそれに対するレスポンスもない人、満席の場合に逆切れのようなメッセージを送ってくる人など様々です。

 

また旅行代理店とは直接的に関わりのないようなこと調べさせるようなメールを送ってくる人もいます。

 

おすすめのお土産、名物、レストランなど、ある程度は自分で調べればわかるようなことを聞いてくる人もいるのです。

 

これらの情報は旅行代理店と提携があったり、パッケージツアーなどで行程に組み込まれていれば、話は別ですが、そうではない場合は一円にもならないような仕事をすることになるのです。

 

もちろん余裕があれば取り組むこともあるかもしれませんが、他の優先すべき仕事がたくさんあることも事実です。

入金期日を守らない人

入金期日を守らない人は、正直ルーズな印象を受けます。

 

基本的に未入金のお客さんを毎日チェックリストに名前が挙がってくるため、実は意外と見られているのです。

 

そうすると「あのお客さんは行く気がないのかな」とか、「あれほどまでに行きたそうにしていたのに行かないのかな・・・」というような気持ちが湧いてくることもあります。

 

さらにキャンセルする連絡もなく、こちらから未入金の件で連絡すると「入金をしなければキャンセルになるんでしょ?」というような発言をしてくる人もおり、社会人としてのマナーに掛けているという印象を受けてしまいます。

 

こういったやりとりは全て顧客情報の中に残されていることもあるので、次回予約する際に過去にそのようなことがあったことが分かるようになっている場合もあります。

 

つまり次回予約する際にも、あまり好感が持てないなと感じてしまうこともあるのです。